子どものこころの診療科

子どものこころの診療科

診療科概要

2012年4月1日より、「発達小児科」は「子どものこころの診療科」に名称変更しました。
子どものこころの診療科では、子どもの心や育ちに関する問題の診断や治療を行います。子どもの発達面、情緒面、行動面における心の問題や、養育者の育児不安、親子関係の問題についての診療も行っています。
スタッフには医師と心理士がおり、チーム医療を行っています。
子どもの心の問題には医療で解決できない問題も多く含まれます。必要に応じて福祉、教育、保健などの関係機関とも連携し、環境調整をおこないます。

…こんな問題を診ます

  1. 発達に関する問題や発達障害に伴う行動障害など
  2. 心身症や不安症状など何らかの心理的な問題が関係していると思われる症状
  3. 慢性疾患などの身体疾患を持つ子どもの発達や情緒、行動上の問題
  4. 親の育児不安や不適切な養育、虐待など親子の関係性の問題

主な検査と治療

検査は心理士による発達・知能検査、性格検査と、脳波・ MRI など医学的検査を行います。

治療は、投薬や助言、子どもの遊戯治療、家族や集団生活の環境調整、親のカウンセリング等を、必要に応じて行います。心理士のページ もご参照ください。

診療実績

2016年の初診患者数は、575名でした。疾患群別では、発達障害約390名、心身症約130名、精神障害約10名、育児不安や虐待など約20名でした。

スタッフ紹介

職 名 スタッフ名 所属学会等
主任部長 小杉 恵 日本小児科学会
日本子ども虐待防止学会
児童・青年精神医学会
副部長 三宅 和佳子 日本小児科学会
日本精神神経学会
児童・青年精神医学会
副部長 平山 哲 日本小児科学会
日本精神神経学会
児童・青年精神医学会
心理士 常勤 山本 悦代 心理臨床学会
発達心理学会
児童・青年精神医学会
常勤 堀上 瑞恵 心理臨床学会
児童・青年精神医学会
日本小児心身医学会
常勤 山川 咲子

日本子ども虐待防止学会
発達心理学会

常勤 福江 めぐみ 心理臨床学会
日本子ども虐待防止学会
非常勤(9名)
ホスピタル・プレイ士 長野 友希  
非常勤(2名)

受診を考えておられる方へ

母子医療センターでは、地域の医療機関・保健機関からのご紹介をいた だいて、高度で専門的な治療を行っております。このため受診されるには、原則としてかかりつけの医師の紹介状が必要です。
また、子どものこころの診療科では初診も予約制になっており、予約以外は来院されても診療できませんのでご注意ください。

母子医療センター他科に通院・入院中の方へ

子どものこころの診療科では、当センター他科で長期にわたり治療を受けている子どもへのこころのケアも行っています。
長期入院や生活制限による経験不足から生じる発達の問題、治療や処置などに伴うストレス、病気をもつ子どもとの親子関係の難しさからくる家族の問題、退院後の集団生活の中での悩みなどがご心配な時には、子どものこころの診療科受診について主治医にご相談ください。

医療機関の皆様へ

ご紹介にあたっては次の点に留意ください。

  1. 初診も予約制になっています。まず、初診予約窓口へFAX でご連絡ください。予約以外は来院されても診療できませんので、患者さんへのご説明とご理解をお願いいたします。
  2. 紹介状には、周産期からの病歴・医療歴・発達歴・生活歴・訓練療育歴・保育教育歴・関与している機関などを、できるだけ詳細にお書きください。
  3. 今までに心理検査・発達検査を実施しておられる場合は、その結果を紹介状に同封または別送してください。
  4. 原則として、思春期・成年期は対象としていません。