形成外科

形成外科

診療科概要

形成外科は、顔面・体幹・四肢の外表の先天異常や、体表の腫瘍、外傷・熱傷・手術後瘢痕拘縮などの後天性な変形を主な対象疾患としております。形成外科は、手術により機能はもちろんのこと外観もできるだけ正常にすることを目指す外科の一分野です。

当科は、体表の変形等、整容面で悩んでいる本人やご家族の心理的負担を軽減し、より良い生活を送ることができるように、最適な治療を提案し治療することを心がけています。

赤あざ、青あざに対応したレーザーによる治療を行っております。2011年7月より赤あざに対する最新式ダイレーザーVビームを導入しました。また、3次元CTによる顔面骨変形の解析などを行い診療の幅を拡げております。

また、2012年10月より皮膚科診療も開始し、対象疾患が広がりました。

主な対象疾患

眼瞼の異常
眼瞼下垂(まぶたが下がって見えにくい)
睫毛内反(まつげが目に当る)
眼裂狭小
耳の異常
小耳症(耳がない、あっても小さい)
埋没耳(耳の上部が皮膚に埋もれている)
折れ耳(耳の上部が前下方へ折れ曲がっている)
耳垂裂(耳たぶが割れている)
副耳(耳の前に突起物がある)
耳瘻孔(耳の周りに小さな穴がある)
口周辺の異常
唇裂・唇裂鼻変形(くちびるに裂け目がある)
巨口症(くちびるが横に長い、左右差がある)
舌小帯短縮症(舌の動きが悪い、舌っ足らず)
四肢の外傷、先天奇形
拇指多指症(親指が2本ある)
合指症(手指がくっついている)
多指症(指が多い)
合趾症(足指がくっついている)
多合趾症(足指が多くくっついている)
体幹の異常
漏斗胸(胸の真ん中がくぼんでいる)
女性化乳房(男性なのに女性のように乳房がふくらむ)
臍ヘルニア(でべそ)
臍帯ヘルニア(腹壁破裂)
臍欠損(手術、外傷等により臍がない)
母斑、皮膚腫瘍
色素性母斑(ほくろ)
脂線母斑
血管腫(赤あざ) … 単純性血管腫、いちご状血管腫
異所性蒙古斑(青あざ)
外 傷
皮膚潰瘍(深い傷や長い間治らない傷)
瘢痕(きずあと)
瘢痕拘縮(傷が引きつれる)
熱傷(やけど、やけどのきずあと)
ケロイド・肥厚性瘢痕(傷が赤く盛り上がった状態)
再建外科
(各科手術後の組織欠損の再建)
皮膚疾患
接触性皮膚炎、皮脂欠乏性湿疹、乳児湿疹、脂漏性皮膚炎、ざ瘡

診療実績

初めて受診される患者さんは年間 1,000人を超えています。

年別初診患者数の推移

年別外来患者数の推移

手術件数 (2013年)
外傷 5
先天異常 唇裂・口蓋裂 4
頭部・ 顔面(眼瞼下垂、小耳症、副耳他) 91
頚部 1
四 肢(多指症、合趾症他) 36
体幹(臍ヘルニア、臍帯ヘルニア他) 22
良性腫瘍 (レーザー治療除く) 151
瘢痕・瘢痕拘縮・ケロイド 25
難治性潰瘍 4
炎症・変性疾患(女性化乳房等) 5
その他 18
362

 

レーザー治療件数 (2013年)
外来レーザー 1,276
入院レーザー 156
1,432

 

 

Vビーム,ALEXレーザー,炭酸ガスレーザー

スタッフ紹介

職 名 医師名 学会認定資格等 所属学会
主任部長 吉岡 直人 日本形成外科学会専門医
日本形成外科学会 皮膚腫瘍外科分野指導医
日本形成外科学会
日本マイクロサージャリー学会
  西村 恵里子    
レジデント 岡田 翠