看護部について

栄養管理室

栄養管理室は、フードサービスとニュートリショナルクリニカルサポートの両面から病院を支える部門です。
入院患者の食事提供栄養指導NST(Nutrition Support Team)を主な業務とし、栄養改善により治療効果を上げ、子どもの健やかな発育、ハイリスク妊婦の出産をサポートしています。

その他にも患者サービスの向上の一環として、親子もこもこカフェテリア食育イベントなど食に関わるイベントも随時実施しています。

2016年5月、8月、当センターの医師・栄養士による食育レシピ本(Ⅰ妊娠期・乳児期・Ⅱ幼児期・Ⅲ学童期、思春期)が発売されました。

スタッフ紹介

職名・職種 スタッフ名 主な認定資格 主な所属学会
栄養管理室長
(消化器・内分泌科部長兼務)・医師
惠谷 ゆり 日本小児科学会専門医 日本小児科学会
日本肝臓学会
日本小児栄養消化器肝臓学会
日本内分泌学会
日本小児内分泌学会
日本静脈経腸栄養学会  
米国消化器病学会(AGA)
IBDの子どもと歩む会(世話人)
母子センターPWSの会
栄養管理副室長・
管理栄養士
西本 裕紀子

博士(保健学)

日本糖尿病療養指導士
日本健康運動指導士
NST専門療法士(JSPEN認定)
NR・サプリメントアドバイザー
栄養相談専門士

日本栄養士会
日本臨床栄養協会(理事)
日本小児栄養消化器肝臓学会
日本小児科学会
日本静脈経腸栄養学会
日本糖尿病・妊娠学会
日本小児栄養研究会
近畿輸液・栄養研究会(世話人)
IBDの子どもと歩む会(世話人)
母子センターPWSの会
管理栄養士 麻原 明美
(非常勤:
岩﨑 真利恵)
 

日本栄養士会
日本臨床栄養協会

日本静脈経腸栄養学会
日本小児アレルギー学会

日本小児栄養研究会

管理栄養士 加嶋 倫子 抗加齢指導士

日本糖尿病・妊娠学会
日本抗加齢医学会
日本臨床栄養協会

日本小児栄養研究会

管理栄養士 伊藤 真緒  

日本臨床栄養協会
日本小児栄養消化器肝臓学会
日本静脈経腸栄養学会

日本小児栄養研究会

管理栄養士
(非常勤)
藤本 素子    
管理栄養士
(非常勤)
古川 千紗子    
NSTメディカル
クラーク(非常勤)
椎木 香織    

入院患者の食事提供

入院患者の食事(妊産婦食・小児食・離乳食)は、疾病に合わせた種々の治療食を準備するとともに、小児の病態や成長発達に伴う咀嚼・嚥下能力に応じた調理形態、妊娠重症悪阻患者や重度の食思不振患者の個別対応食、栄養補助のための多種類の付加食などを提供しています。また、毎日の朝食を“和食”か“洋食”か選択できる「選択食」、雛祭りや七夕など年間約20回の「行事食」、お誕生日に月1回の「ケーキデー」、ご出産の方に「産後特別食」なども提供しています。
また、母性患者を対象に「なるほど、役に立つ」という知識とともに、食事の時間が「ほっとできる」ひと時になるよう、その日の食事に使用された食材に関する一口メモを添付しています。

一口メモ

温冷配達車を用いた適時・適温給食に「より、家庭的でおいしく楽しく食事ができるよう配慮しています。

配膳時間 朝食 8時
昼食 12時
間食 15時
夕食 18時
配乳時間 15時

 

厨房内風景

厨房内風景

温冷配膳車に出来上がった食事をセットしていきます。
一つ一つ間違いがないかダブルチェックを行っています。

 

調乳風景

厨房内風景

一日に10~20種、約60リットルのミルクを作っています。
ポットと分注機を使い、約500本の瓶に分注しています。

栄養指導

個別栄養指導
  • 主治医から依頼のあった患者に予約制(月~金)で個別栄養食事指導を行っています。
  • 個々の患者の病態・発育状況・栄養状態をアセスメントし、患者と家族が在宅で適切な栄養療法を実施していけるようにサポートしています。
  • 至適エネルギー量の設定が困難な患者には、間接カロリーメトリーによる安静時エネルギー消費量測定を行っています。

主な個別栄養指導内容

小児
重症心身障害児 18q-症候群、4p-症候群、13q-症候群、13トリソミー、ダウン症、ATR-X症候群、ウォルフ・ヒルショルン症候群、ミラー・ディカー症候群、ラーセン症候群、CHARGE症候群、ダンディ・ウォーカー症候群、マルファン症候群、シャルコー・マリー・トゥース病、ファンコニー症候群、ミトコンドリア脳筋症、ライ症候群、レット症候群、先天性水痘症、先天性多発性関節拘縮症、ウエスト症候群、色素性乾皮症、脳性麻痺、脳梁低形成、痙攣麻痺、WPW症候群、症候性早期ミオクローヌス性脳症、食道裂孔ヘルニア、TAM後肝繊維症、急性腎不全、アデノイド増殖症、前脊髄動脈症候群、重症筋無力症、完全房室ブロック、三尖弁閉鎖症、前全脳泡症、小頭症、水痘症性無脳症、低酸素性脳症、福山型先天性筋ジストロフィー、ヘルペス脳炎
耐糖能異常 1型糖尿病、2型糖尿病、 BMT後発性糖尿病、新生児糖尿病、GH治療後発性糖尿病、薬剤性耐糖能異常
肥満・肥満予防 単純性肥満、プラダー・ウィリー症候群、ダウン症、ターナー症候群、CATCH22症候群、ROHHADNET症候群、Cohen症候群、1p36欠失症候群、クラインフェルター症候群、コルネリア・デランゲ症候群、3Pモノソミー、ウェーバー・クリスチャン症候群、22q13欠失、10p-症候群、口・顔・指症候群、ベックウィズ・ヴィーデマン症候群、MMR症候群、コフィン-サイリス症候群、歌舞伎メーキャップ症候群、ピエール・ロバン症候群、アーノルド・キアリ奇形、ルビンスタイン・タイビー症候群、ダンディ・ウォーカー症候群、自閉症、広汎性発達障害、注意欠陥多動性障害、クレチン病、高インスリン血症、成長ホルモン単独欠損症、副甲状腺機能低下症、副腎皮質過形成症、先天性多発性関節拘縮症、脳性麻痺、完全房室ブロック、薬剤性肥満、脳腫瘍、腎移植後、化学療法後、急性骨髄性白血病BMT後、B型肝炎、C型慢性肝炎、Maltreatment
肥満による合併症 2型糖尿病、NASH、肝機能異常、高尿酸血症、脂質代謝異常、脂肪肝
低身長症・発育不良 プラダー・ウィリー症候群、ダウン症、耳口蓋指症候群、Mowat-Wilson症候群、コルネリア・デランゲ症候群、染色体欠失性症候群、6p-症候群、15p26欠失、9q部分トリソミー、22p11.2欠失症候群、ターナー症候群、CATCH22症候群、モザイク染色体異常、X染色体微細欠失、低出生体重児、SGA性低身長、脊髄空洞症、ピエール・ロバン症候群、ヌーナン症候群、漏斗胸、VATER連合症候群、直腸肛門奇形術後、先天性嚢胞状腺腫瘍形成異常、腎移植後、小脳回症、先天性筋ミオパチー、甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症、小児持続性高インスリン血症、成長ホルモン単独欠損症、成長ホルモン分泌不全、思春期早発症、混合型性腺形成不全症、汎下垂体機能低下症、小児持続性高インスリン血症、慢性心不全、先天性大動脈弁狭窄症、心室中隔欠損症、完全型房室中隔欠損症、単心室症、先天性憎帽弁閉鎖症、左心低形成症候群、先天性肺動脈閉鎖、肺動脈分岐部狭窄症、ファロー四徴症、吸収不良症候群、慢性下痢症、難治性乳児下痢症、膵管胆管合流異常、便秘症、胃食道逆流症、上腸間膜動脈症候群、総排泄腔遺残、発達適応障害、広汎性発達障害、注意欠陥多動性障害、Maltreatment、低リン酸血症ビタミンD欠乏性くる病、頭蓋骨癒合症、脊髄奇形、骨系統疾患、顎変形症術後、硬口蓋裂術後、上顎奇形腫、下顎骨骨折、両側性唇顎口蓋裂、下顎前突出、鉄欠乏性貧血、食物アレルギー、偏食、摂食障害、ギラン・バレー症候群、スタージ・ウェーバ症候群、先天性横隔膜ヘルニア術後、新規線維腫症1型、運動発達遅滞、髄膜脳瘤、好中球減少症、腹壁破裂術後、睡眠リズム障害、神経性食欲不振症、強迫神経症、急性骨髄性白血病BMT後、急性リンパ性白血病
心疾患 慢性心不全
腎疾患 慢性腎不全保存期、VATER連合症候群、腹膜透析、BMT後発性急性腎不全、ネフローゼ症候群、バーター症候群
脂質代謝異常 高コレステロール血症、家族性高コレステロール血症、BMT後発性高コレステロール血症、アラジール症候群
肝・胆・膵疾患 肝不全、胆道閉鎖症、急性膵炎、慢性膵炎、シュバッハマンダイヤモンド症候群
食道・胃・腸疾患 潰瘍性大腸炎、クローン病、短腸症候群、ヒルシュスプルング病、ヒルシュスプルング病類縁疾患、胃食道逆流症、胃食道逆流症術後ダンピング症候群、食道胃静脈瘤(門脈圧亢進症)、蛋白漏出性胃腸症、十二指腸潰瘍、慢性偽性イレウス、嘔吐症、周期性ACTH・ADH放出症候群、便秘症(ミルクアレルギー)、難治性下痢症、移植片対宿主病
骨代謝異常 ビタミンD欠乏性くる病、食物アレルギー
核酸代謝異常 高尿酸血症、APRT欠損症〈アデニン調整食〉
電解質異常 テタニー
脳・神経疾患 Glut-1異常症〈ケトン食〉、難治性てんかん〈アトキンス法ケトン食、ケトン食〉
その他の先天代謝異常 ウィルソン病〈銅制限食〉、シトリン欠損症
緩和ケア支援 脳腫瘍

母性
糖尿病 1型糖尿病合併妊娠、1型糖尿病(非妊婦)、2型糖尿病合併妊娠、2型糖尿病(非妊婦)、妊娠糖尿病
肥満 妊娠期間中の過体重、肥満合併妊娠
高血圧 妊娠高血圧症候群
栄養不良 重症妊娠悪阻
その他 高血圧、慢性腎不全、高脂血症、高尿酸血症、胆石症、産褥性心筋症、胆道ジスキネジー、副甲状腺機能低下症、過敏性腸症候群

ウイルソン病(銅制限のための食品交換表)について

ウィルソン病の患者さんには、成長期に必要な栄養を摂りながら、在宅で銅制限食を続けていけるように、管理栄養士が「銅制限のための食品交換表」を使ってわかりやすく食事指導を行っています。

集団栄養指導
母性部門
妊婦とそのご家族を対象にした「ほほえみ学級(栄養と食事)」を月1回、妊娠糖尿病患者を対象にした「妊娠糖尿病教室」を月2回行っています。
小児部門
ダウン症児の総合支援の一環として、「すくすく外来 栄養のお話」を年2回行い、哺乳・離乳・幼児食のサポートを行っています。

NST(Nutrition Support Team)

医師・管理栄養士・看護師・薬剤師・臨床検査技師など多職種で構成した栄養サポートチームです。
全入院患者対象に病棟看護師が栄養スクリーニングを行い、主治医からの依頼により、栄養障害のある患者の栄養サポートを行っています。
毎週、火曜日15:30より病棟回診とカンファレンスを実施しており、介入後は栄養状態が改善するまで継続してサポートしています。退院後は、必要に応じて外来栄養指導に引き継いでいます。

2005年
7月
NST設立
2006年
6月
全入院患者対象(栄養管理実施加算)
2010年
9月
本格稼働(定期回診、定期カンファレンス開始)
2011年
4月
NST稼働施設認定
NST稼動施設認定

2012年
2月
(2017年
2月更新)

NST専門療法士認定 西本裕紀子(管理栄養士)

2017年2月(更新)

2013年
2月
NST専門療法士認定 宮部祐子(薬剤師)、豊田利惠子(臨床検査技師 2018年2月更新)
  
2016年
2月
NST専門療法士認定 庵森靖弘(薬剤師)
  

2016年
4月
NST稼働施設認定(更新)
  
2018年
2月
NST専門療法士認定 藤田佳世(臨床検査技師)
  

写真:NSTメンバー写真:NSTメンバー

NSTコアメンバー
委員長 惠谷ゆり(小児内科医)
副委員長 曺 秀樹(小児外科医)、清水義之(集中治療科医)
西本裕紀子(管理栄養士)、松尾規佐(看護師)
委員 宮部祐子(薬剤師)、庵森靖弘(薬剤師)、豊田利惠子
(臨床検査技師)、藤田佳世(臨床検査技師)、麻原明美
(管理栄養士)、加嶋倫子(管理栄養士)、伊藤真緒
(管理栄養士)、馬場千尋(看護師)
メディカルクラーク 椎木香織

その他の取組み

親子もこもこカフェテリア

長期入院をされている患者を対象に、普段とはひと味違った食事の時間をご家族と一緒に楽しんでいただけるよう、月1回の親子カフェテリアを開いています。
また、小児がん拠点病院の事業のひとつでもあるため、栄養管理室が中心となり様々な職種とともにワーキンググループを立ち上げ、より良いカフェテリアづくりを目指しています。
カフェテリアでは、シェフが腕によりをかけ、目の前で作った本格的な料理を堪能していただけます。

親子もこもこカフェテリア
新聞・雑誌掲載
 

読売新聞

お正月

メニュー 2014年
メニュー 2015年
メニュー 2016年
メニュー 2017年
食育イベント
入院中の子どもを対象に、「食べること」に興味を持ち、楽しくおいしく食べられるよう、劇などを通して啓発活動をしています。
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